静思館(旧冨田家住宅)道具部屋

特徴等

旧冨田家住宅は、貿易商社退職後美術商を営んだ冨田熊作が昭和初期に建てた住宅で、昭和59年(1984)に町が買い取り、文化の向上に役立てる目的で「静思館」として一般に公開されている。
道具部屋は、勝手門を入ったすぐ左、主屋の西に位置する建物である。木造平屋建、切妻造、桟瓦葺で、梁間2間・桁行3間半の南端1間は落棟の便所とし南妻に瓦葺庇がつく。軒下小壁に木瓜形の高窓を三つ開く。弁柄塗木部、黄大津壁は表門等と共通の仕上げ。正面瓦庇は北に並ぶ炭部屋と一連に造られている。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／猪名川町HP
2009-3-20

番号-名称		年代	構造等
324 静思館(旧冨田家住宅) 道具部屋		昭和9年 (1934)	木造平屋建、瓦葺、建築面積25㎡


静思館(旧冨田家住宅) 道具部屋 (撮影：2009-3)	静思館(旧冨田家住宅) 道具部屋 (撮影：2009-3)

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